Date:2016年08月
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風を読む
あえて挑戦だけを繰り返すのか 戻れる場所も確保するのか どちらにしても すべては賭け 一瞬先も わからない 野生の嗅覚と おのれを知る心 ひとが行かない道をゆく ... (2016/08/01:>Deep Blue) -
朝露
まっすぐに 好きな気持ち 泣いちゃうほど 好きでたまらないけど ただそれだけの気持ち いつ どんな時も 変わらない はじまりも終わりもなく 青いツタの葉に揺れる 朝露みたいな ちっぽけな わたしだけの気持ち ... (2016/08/02:>Deep Blue) -
いとしみを抱いて
深い水の底では 汗も涙も 熱情も 見えなくなってしまうから わたしは安心して ゆらゆらと あなたを夢みているのです 強い陽射しは水の中まで照らすから もっと深く 深くへと 潜るのです ... (2016/08/03:>Deep Blue) -
スマイル
元気じゃなければ 心配で どうか無事でと 涙で祈る 幸せそうなら 良かったねと 笑みがあふれて 嬉しくなるの 誰も知らない 理解されない 伝わることのない この想い けれどわたしは どう見えようと このまんまの 心だよ ... (2016/08/04:>Deep Blue) -
蒼い葉蔭
蝉しぐれ まぶしいほどに 降りそそぐ 蒼い葉蔭をえらんで行くよ なんて豊かな風だろう 歩くたびに 胸がドキドキしてくるの いとしさが どんどんつのって 止まらない もうすぐに あえるから 笑顔が そこにある ... (2016/08/05:>Deep Blue) -
花火
あなたが あなたを 精一杯に わたしが わたしを 精一杯に 長かろうと 短かろうと 苦しくても つらくても 何かを夢みて生きようとする この一瞬の きらめきを どうか理不尽な力で消さないで ひとつ ひとつの 一生を どうか最後まで ありのままに ひとつ ひとつ ... (2016/08/06:>Deep Blue) -
熱い山
忙しさ というのとは違う 火を噴くほどに やらねばならぬ みずからに課す これは務めだ 岩肌の剥き出た 山を見上げて登りゆく 疲れ果てたら そこで寝ればいい 朝陽とともに ふたたび知るんだ まだまだ道が続くって わたしには 汗と笑顔と歌がある ... (2016/08/07:>Deep Blue) -
柳葉
有限のこの世に 変わらないものなんて ひとつもない すべては刻々と朽ちてゆき 新たなものを生んでいる 水の流れ 時の風 川面に映る柳葉の しなやかに 揺れて揺れて 遠くの先を 見つめるの ... (2016/08/08:>Deep Blue) -
アディクション(依存症)
もうやめよう やめるんだ そう思うのに またやってしまうというよりも いそいそと やる準備を始めてる 喜びも哀しみも ぜんぶ超えて ただ行動だけが 先に立つ 形は違えど それが すべてを示す アディクション ... (2016/08/09:>Deep Blue) -
ストップ
大きなことをなすには 緻密な計算と できる見込みが必要で 反対意見 少数意見 あらゆる角度から検討するの ゆるりと甘いもくろみで 人の情けを待つのでは 必ずや 崩壊するわ 納得させる説明とは いったいどういうものでしょう わたしだけは 嫌われても ストップをかける ... (2016/08/10:>Deep Blue) -
風は渡る
その笑顔だけが 安らぎで その瞳だけが 救いなんだ 生活の ちょっとしたところで ミスとも言えないミスをして でもやりぬけては ほっとする 今日が暮れ 明日をわずらい 背中の荷物が 日に日に重いよ ああ 風は渡るねなにもかも話せたらいいけれど 黙ってたって 幸せなんだ その寝息だけが いとしくて ... (2016/08/11:>Deep Blue) -
赤いお目々
ママの嫌いな南天を切った 切りなさいと言うから切った 遠いあの日 お姉ちゃんと 雪のウサギを作って遊んだ 緑の葉っぱと赤い実は 可愛いお耳とお目々になった 大人になったわたしは あの子にも 作ってやった ウサギは生きてるみたいに可愛くて あの子はキッキと笑ってた いつか あの子の子どもに わたしは作ってやれないのかな そんなことないよね そんなこと きっとない 寂しい気持ちは 今日のわたしが わか... (2016/08/12:>Deep Blue) -
成していく
心を込めて ひとつひとつ 成していこうと思います 誠実であることで 伝えられることも 自らが わかることも きっとあると信じるから 弱い者がしいたげられて 正しいことがどれか見えない そんな世界は苦しいよ それでも 生きていく希望は 行動することのなかにある たぶん 純粋に 事に当たれる心が心を それでいいよって 前へ押し出してくれるんだ ... (2016/08/13:>Deep Blue) -
透明な空気
朝の風に 秋を見る 透明な空気が優しくて ともに生きる この瞬間瞬間が きらめく光 たとえようもなく幸せな この時 この時を 体感するの 命あることの そして愛することの 喜びにあふれて ... (2016/08/14:>Deep Blue) -
遠い空へ
それは 母の悲しみ 母の怒り きわめて具体的な 母の祈り 幼かった日々の記憶 母の そのまた母の涙 くりかえし わたしに注がれた言葉 すこしずつ消えていく 生の声 わたしに わたしたちに 何ができるだろうか 新たに何を 創っていけるのか 遠い空へ 手を合わせる ... (2016/08/15:>Deep Blue) -
一日 一日
自分とは なんてちっぽけな存在かと 認識するところから すべては始まるのだと思います 目をそらさずに この小ささを見る 心に刻んで 一歩を踏み出す いつか どこへ たどり着くのだろう その時はきっと また違う何かを 追い求めているね 一日 一日だ わたしたちは 懸命に生き 明日の頑張りのために 小さな冬眠をするの ... (2016/08/17:>Deep Blue) -
祈る人に
損とか 得とか そんなこと想わない 正しいって 自分が信じることをするだけ ばかみたいに単純だけど そうなんだ いやだと感じるのは きっと自分には合わないし 許せないこと ぶきっちょでも まわり道でも 苦しくても 頑張るなら 笑顔でいたい ... (2016/08/18:>Deep Blue) -
さいごの夏
もうひとつの夏が始まる 実りを前に ふたたびの 痛いほど あおい空 嵐に耐え 日照りにかがんで 深く深く おのれをみがく おしろいの花に笑みをする 辛抱 労苦の さいごの夏 ... (2016/08/19:>Deep Blue) -
ちちろ虫
コオロギが 鳴いている あれは わたしの胸から 抜け出た音 露をはらんだ 草の合間で 恋しい って 鳴いてるの ... (2016/08/20:>Deep Blue) -
闇夜
闇が降りる 夜風が来る 秋の気配がかくれてる 好きという気持ち 思いやる感情 ただそれだけのこと はじけるほどの愛を載せた この心のままで またひとつ 時はうごく ... (2016/08/21:>Deep Blue) -
あめふり
ピチャン プチョ テン コツン ならんでる せんめんき アルマイトに つぶが はじけて おうちのなかが 雨ふりです あっちも こっちも ツンツン ポション 茶色い水が たまってくると 音程が ちがいます プンプンピン ポンポンピョン 音の世界で じっと待つ ... (2016/08/22:>Deep Blue) -
ハピネス
好きな人が 心地よくあることが いちばんの望みなのです それがかなえば あとは ほとんど どうでもいいの わたしの感情すら ないに等しい お帰りになったあなたが使う タオルがふっくらしてるとか あなたが ほほ笑んで くつろげるとか そんなひとつひとつが なによりも 嬉しい わたしなのです ... (2016/08/23:>Deep Blue) -
歩いていこう
ふたりで 暮らしていこう いっしょなら なんとかなるから 苦しい時は じっと 嬉しい時は そっと 時の流れを 感じながら 語りあって 見つめあって おもいおもいに それぞれでいて そしてまた 頬寄せあって なんだかんだ 笑いながら 少しづつ 歩いていこうよ ... (2016/08/24:>Deep Blue) -
意味
おこないには きっと意味がある たとえ無意識でも 好み みたいに 曖昧に見えるものでも 選びとった時点で その人の意志が 発動している だからわたしは 誰かが真剣に 何かをしていたら そのままきちんと 尊重したい 自分の世界とは違っていても それらすべてが 大切な宝なの ... (2016/08/25:>Deep Blue) -
紫の笑み
わたしとともにいて 少しもストレスを感じない ゆったりとした心地で過ごせるって こんな嬉しいことが あるでしょうか あなたが あなたらしく いられるようにわたしは いつも わたしでありたい 流れ咲く りんどうの花 苦しみも痛みも 恵みだった ... (2016/08/26:>Deep Blue) -
電球
古い家は 古い匂いがする 想い出と ほこりの 折り重なった 朽ちる前の 木の匂い 喜怒哀楽を 吸っては吐いて はげかかった 漆喰の匂い もういない人の 着物や道具が 風に揺らいで かたる匂い ... (2016/08/27:>Deep Blue) -
ひき潮
ひき潮のように 去っていく 怒涛の夏 がんばれたのか 確実な何かを残せたのか ゆく波に 問いかける きらめく飛沫 揺れる泡 答えは わたしのなかにある もう 始まっている 眠らない 秋 ... (2016/08/28:>Deep Blue) -
穴
さびしさは 抜け落ちた 時間の隙間 さびしさは 皮膚に残る感覚 あるはずのものが そこにないことに 何度も気づいてしまうことです さびしさは 穴 その穴を埋めようとして 何かをしては いけません 穴は 穴のまま 風に吹かれていれば いいのです ... (2016/08/29:>Deep Blue) -
夕顔
今日も あなたの穏やかな顔を見た それでもう よしとしましょう ゴーゴーと鳴る ザワザワと揺れる 木の下で 夕顔が 白く透ける 葉っぱ一枚でつながってる 小さな暮らし わたしたちの過ちで なんの咎もない人びとを 苦しめることのないように それだけに すがっては ほそい平安に 息をつくのです ... (2016/08/30:>Deep Blue) -
今日の炎
命さえあればと 思うのです この世の 形あるものは すべて滅びていくのだから 人はなんとか立ち上がり 泣きながら 助けあいながら 生きていく力を持っているのだから せめて神さまからいただいた 命が尽きるまではと 願うのです ひとつひとつの 今日の炎を 守る術を知りたい ... (2016/08/31:>Deep Blue)
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Articles by 椿 まこ
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